【新聞ウォッチ】奥田会長続投表明、漏洩は「弁解の余地ない」

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】奥田会長続投表明、漏洩は「弁解の余地ない」
【新聞ウォッチ】奥田会長続投表明、漏洩は「弁解の余地ない」 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年12月9日付

●道路公団再編、「本四」単独で民営化、政府・与党方針、推進委、反発必至(読売・1面)

●軽乗用車、競争過熱、新車発売ラッシュ 富士重工は「スバルR2」(読売・10面)

●日本経団連、奥田会長続投を表明(読売・11面)

●自衛隊イラク派遣基本計画、きょう閣議決定、初の対戦車砲も(朝日・1面)

●車間距離、渋滞時もお任せ、日産の自動制御、低速に対応(朝日・10面)

●日産が燃料電池車リース販売へ(産経・10面)

●トヨタ出身者引っぱりだこ、政府や自治体、効率経営に期待(日経・3面)

●自動車生産、米南部にシフト、中西部は5割弱に低下(日経・9面)

●ナイルスが中国進出、自動車スイッチ合弁生産(日経・13面)

ひとくちコメント

自衛隊のイラク派遣の概要を定めた基本計画がいよいよ閣議で決定されようとしているが、きょうの各紙も1面トップはすべてイラク派遣絡みの記事。

こうしたなか、イラク関連以外では、選挙違反の近藤浩議員の辞職、盗聴事件で逮捕された武富士の武井保雄会長の辞任、さらに、日本経団連の奥田碩会長の続投表明が大きな話題として取り上げられている。

このうち、奥田会長の続投は、これまでも再三再四報じられていたので新鮮味がないが、事前に発覚した身内の自動車整備士試験問題の漏洩事件で、奥田会長がどんな弁明をするかどうかに注目が集まっていた。

その奥田会長「一言の弁解の余地もない」と陳謝。「経団連の人事とは関係ないと判断した」と一蹴したという。だが、「年金問題」「政治献金」「企業倫理」など課題が山積み(読売)、2期目も難しい舵取りを求められそうだ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る