【大阪モーターショー】トヨタ『PM』のドライバーに求められる素質

自動車 ニューモデル モーターショー
【大阪モーターショー】トヨタ『PM』のドライバーに求められる素質
【大阪モーターショー】トヨタ『PM』のドライバーに求められる素質 全 5 枚 拡大写真

トヨタ『PM』のデモンストレーションは大阪でも大人気だった。独特の変形アクションについては、これまでにも様々なメディアで繰り返し報じられており、「PMという面白いクルマがある」という浸透度はもしかしたら東京ショー以上だったかもしれない。

デモンストレーションでPMの運転(操縦!?)を担当するのは福田直子さん、かとうはなえさんの2人。2人とも東京ショーはもちろん、名古屋ショー、そして今回の大阪ショーでもデモンストレーションを担当しており、PMのバイ・ワイヤ制御にもすっかり慣れた様子。

デモンストレーション終了後、バックステージに戻るときには、前方に立つスタッフの誘導に従い、進路を左右に細かく調整していた。思い返せば東京ショーのときは結構ヨタヨタと走っている印象だったが、今はそれもない。

そこで疑問に思ったのは「PMの運転は意外に難しいのではないか」ということ。2人は1日に何度も運転し、そしてそれを十数日繰り返している。クルマもそうだが、慣れるまでには一定の期間を必要とし、そのためにずっと同じコンパニオンが担当しているのではないか。

この疑問をトヨタのスタッフにぶつけてみたが「運転自体はそんなに難しいものではない」と答えている。「むしろ、PMの車体に何らかのトラブルが発生したときの対応に慣れが必要かもしれない」という。

これまでにもキャノピーが開かない、変形アクションが途中で止まってしまうなどの些細なトラブルが起きている。そうした状態でも慌てず騒がず、観衆に向かって手を振る余裕が求められるというのだ。

結果として東京ショーから運転を続け、こうした突発事態にも慣れている2人が継続して登板することになった…というのが真相のようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る