『カイエン』販売好調で、ポルシェの売上高と利益が過去最高

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ポルシェAGは、2003年7月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比14.9%増の55億8000万ユーロと2ケタの増収となり、税引前利益も同12.6%増の9億3300万ユーロと大幅増益となった。カイエンの販売上乗せで、過去最高の売上高、利益となった。

グループの税引き後利益は同22.3%増の5億6500万ユーロ。期中の新車販売台数は同23.2%増の6万6803台となり、世界的に経済環境が厳しい中で、販売を伸ばしたことが増収増益に結び付いた。

新車販売が好調だったのはスポーツモデルがマイナスとなったものの、SUVの『カイエン』がマイナスを補って大幅な上乗せとなったのが主因だ。カイエンの販売台数は2万603台。これに対し、スポーツモデルである『911』モデルレンジは同14.1%減の2万7789台だった。

地域別では北米の販売が同25.6%増の2万9024台で、うち約1万台をカイエンが占めた。ドイツ国内は同8.4%増の1万3896台だった。

《レスポンス編集部》

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