車両進入禁止の踏切で立ち往生、列車と衝突

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21日午後、千葉県市川市内の京成電鉄京成本線・京成八幡駅近くにある踏切で、車両進入禁止の規制を無視し、この踏切を渡ろうとしていた77歳の男性が運転するクルマが電車と衝突する事故が起きた。

衝突によってクルマは大破、運転していた男性が死亡したが、電車の乗客30人にケガは無かった。

千葉県警・市川署の調べによると、事故が起きたのは21日の午後1時10分ごろ。市川市八幡2丁目付近の京成本線・京成八幡〜鬼越駅間の踏切で、踏切内に取り残されていたクルマと、通過中の普通電車が衝突した。

電車は急ブレーキを掛けたが間に合わず、クルマを押し出すようにして数メートル走った。この事故でクルマを運転していた77歳の男性が死亡している。

現場となった踏切は幅員3.6mで、クルマが通れる幅はあるが、車両進入が禁止されていた。しかし国道14号線への抜け道として使うクルマが後を絶たなかった。死亡した男性も抜け道としてこの踏切を使っていたらしいが、何らかの原因で通り抜けることが出来なくなり、踏切内に取り残される形となってしまったようだ。

目撃者の中には「男性のクルマは脱輪してしまい、ドライバーが逃げようとした矢先に電車が突っ込んだ」と話す者もおり、警察で事故の経緯についてさらに調べを進めている。

《石田真一》

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