トヨタ自動車が発表した11月の生産・販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比3.1%増の52万7918台となり、11月として過去最高となった。海外生産が好調だったためで、国内生産は低調だった。
国内生産は同2.8%減の30万4914台で、3カ月ぶりに前年同月を下回った。国内販売、輸出ともに不振だった。
国内販売は同1.6%減14万3960台で、3カ月ぶりのマイナス。輸出は同9.5%減の16万3944台で、2カ月連続のマイナス。北米での現地生産シフトで、北米向け輸出は落ち込んだ。
一方で、海外生産は同12.4%増の22万3004台と、23カ月連続でプラスとなった。11月としても過去最高で、北米や英国の工場が大幅に増えた。