三菱自動車は、11月の生産・販売・輸出実績を発表した。総生産は、前年同月比25.1%減の11万4952台となり、大幅に落ち込んだ。国内生産、海外生産ともに不振だったのが主因だ。
国内生産は同12.2%減の6万2160台だった。商用車は好調だったものの、乗用車の生産台数が大幅に落ち込んだ。国内販売は同18.5%増の2万6529台となり、2カ月連続でプラスとなった。乗用車、商用車、登録車、軽自動車の各項目でプラスとなっており、これは過去5年間で初めて。
輸出は同5.7%増の3万6746台と、8カ月ぶりにプラスとなった。
海外生産は同36.2%増の5万2792台で、7カ月連続でプラスとなった。アジアが同40.9%減と大幅マイナスとなったほか、北米も同39.6%減となった。