2004年パリダカ(正式名称テレフォニカ・ダカール2004)は6日、アフリカ、モロッコのウァルザザットからタンタンまで第6レグ803km、うちSS(競技区間)351kmを走った。日本期待の増岡浩(三菱パジェロエボリューション)が区間1位のタイムで総合1位に立った。
昨日のペナルティが取り消しとなったコリン・マクレー(日産ピックアップ)は、総合順位を一気に3位まで上げた。ミキ・ビアシオン(三菱パジェロエボリューション)が転倒でリタイヤ。
増岡は「昨日が70%ぐらいだとしたら今日は80%ぐらいの力。パンクのリスクが大きいステージで、ジャンピングスポットも多かった。総合1位という結果は嬉しいが、まだ順位は気にしていない。マラソンなら10km地点ぐらいだから。勝負はこれからの3日間、とくに第9レグのティジクシャ−ネマ間が大きなポイント」と語っている。
■総合成績(6日、第6レグ終了)
順位/ドライバー/車両/タイム
1:増岡浩 三菱パジェロエボリューション 7時間42分23秒
2:ペテランセル 三菱パジェロエボリューション 6分40秒※
3:ドゥビリエ 日産ピックアップ 17分50秒
6:マクレー 日産ピックアップ 23分11秒
9:アルアティヤ 三菱パジェロ 38分45秒
10:マイヤー 三菱パジェロ 48分02秒
11:篠塚建次郎 日産ピックアップ 51分31秒
※2位以下はトップとの差