【新聞ウォッチ】動き出したトップ人事、日野社長に近藤氏内定

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年1月19日付

●暫定当局狙い自爆テロ、イラク人ら20人死亡、出勤車列炎上(読売・1面)

●キリンビール、営業車にプリウス、ハイブリッド車初導入へ(読売・8面)

●軽装甲車クウェート着、陸自先遣隊(朝日・3面)

●道路国家・改革の虚実:コスト削減に暗部、資材単価「手つかず」(毎日・1面)

●増岡2位ゴール、パリ・ダカ三菱1、2位(毎日・15面)

●コンビニの配送車に広告、ローソンと来月にも、三菱商事・凸版が新事業(日経・1面)

●中国・珠江デルタ地域、自動車産業集積、日本勢が原動力(日経・6面)

●マツダ、退職者を再雇用、最大400人、不足の中堅・若手補充(日経・13面)

ひとくちコメント
 
きょう発売の週刊誌に「次の社長はこの人だ」というレポートが掲載されているが、自動車業界では早くもトヨタグループ中核企業である日野自動車のトップ人事が報じられている。

17日付の日経朝刊で、日野自動車は蛇川忠暉社長が会長に就任し、近藤詔治副社長が社長に昇格する人事を固めたと掲載、18日付で各紙も取り上げている。

6月下旬の株主総会後の取締役会で正式決定する見通しだという。蛇川社長といえば、一時はトヨタの社長候補としても名前が取り沙汰されていたほどの実力者だが、日野に転出後もトヨタからの生産受託事業の拡大などで売上げを伸ばしてきた。

今3月期は排ガス規制強化の特需も手伝って、過去最高益を更新する見込みで、好決算が花道となる。

一方、近藤氏は愛知県出身の61歳。東大法学部を卒業後、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。調達本部長、常務を経て03年から日野自動車副社長に就任しており、ポスト蛇川社長の最有力候補としても注目されていた。

《福田俊之》

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