兵庫県内ひったくり事件の増加に歯止め

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兵庫県警は19日、県内で昨年1年間に発生した「ひったくり事件」の認知件数は3850件となり、被害金額が約1億4300万円だったことを明らかにした。過去最高を記録した2002年の4231件よりは減少したが、その要因には検挙者数の増大も貢献しているようだ。

これは兵庫県警が19日に明らかにしたもの。兵庫県内で2003年の1年間に発生した刑法犯罪の数は約15万3000件となり、前年を約7%(1万1000件)下回った。このうち、ひったくり犯罪は認知件数ベースで3850件となり、こちらも前年の4231件を下回る結果となった。

被害者となるのは圧倒的に女性が多く、全体の96.4%を占める。さらにこのうちの34.6%が60歳以上の高齢者で、背後からバイクで接近。バッグを奪った後は一気に走り去るという犯行形態が相変わらず目立つ。

発生件数の増加に歯止めがかかる一方、ひったくり事件の検挙者数は確実に増加している。ひったくり専従班を県警・捜査三課内に設置して、積極的に捜査を行ったことが効を奏し、1126件で犯人を検挙している。

県警では治安状態のバロメーターとなる、ひったくりと空き巣事件の摘発に全力を尽くしていく方針は今年も変えておらず、今後はひったくり犯罪に利用されることの多いバイク盗難の減少に向けた取り組みを進めていく方針だ。

《石田真一》

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