飲酒運転で追突---中学校校長を懲戒免職

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岩手県教育委員会は20日、今月4日に酒気帯び運転を行い、他車への追突事故を起こしたとして警察に検挙された西磐井郡内の中学校に勤務する58歳の男性校長を19日付けで懲戒免職処分にしていたことを明らかにした。

岩手県教委によると、この中学校校長は4日の午前10時10分ごろ、一関市新大町付近の国道284号線を走行していた際、前方を走っていた軽自動車に追突するという事故を起こした。

運転していた女性にケガは無かったが、通報を受けて駆けつけた警察官がアルコール検知を実施したところ、校長の呼気からは0.67ミリグラムのアルコールを検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で検挙された。

校長から検挙の事実を報告された県教委では処分について検討を進めてきたが、「飲酒運転を行ったのが他の教職員を監督・指導する立場の校長だったこと」や、「酒気帯び運転を行うことについて何の躊躇も無かった」などを考慮。他の教職員や生徒への影響が大きいとして懲戒免職処分の実施を決めた。

2003年度に岩手県内で懲戒免職処分となった公立学校教職員のは今回が9人目で、そのうち5人が飲酒運転を要因とするものだという。

《石田真一》

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