日本損害保険協会や警察庁の調べによると、2003年の自動車盗難は史上最悪の6万4223件となった。キーを抜いていたにも関わらず盗難や車上荒らしに遭う、いわゆる「キーなし」盗難の割合が7割を超え、多くはプロの窃盗団による犯行だと考えられる。
「キーなし」盗難・車内侵入の手口は、ピッキングで開錠する、ガラスを破って侵入する、など。日本損害保険協会ではイモビライザーの装着や、バー式ハンドルロックなど盗難防止機器の活用、必要に応じてGPS追跡装置、警報装置などの活用を薦めている。
被害に遭ってから役立つのが自動車保険だ。保険の備えは大丈夫だろうか。この週末に、自動車保険を見直してみよう。