日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2日発表した1月の新車登録・届け出統計によると、ホンダの総販売台数が昨年10月以来、3カ月ぶりにプラスとなった。
昨年秋に投入した『オデッセイ』や『ライフ』の販売に支えられたものだが、登録車は若干のマイナスが続いている。1月の総台数は、前年同月比9.4%増の4万9489台。
軽自動車が37.7%増の1万7143台と大きく伸びたものの、登録車は1.3%減の3万2346台にとどまった。登録車のマイナスは昨年1月以来、13カ月連続。
同社の雨宮高一副社長は「国内販売の底は1−3月期にズレ込んだ」と、慎重な見方をしており、本格回復にはしばらくかかりそうだ。ただ、今月にはミニバン『モビリオ・スパイク』も大幅な改良を加えて投入、登録車のテコ入れを図る。