【新聞ウォッチ】三菱グループ全面支援で、気になるエクロート社長の去就

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月3日付

●トヨタ、子供服ブランドのナルミヤと提携(読売・10面)

●いきいきサイエンス:車作りに学ぶ工学の原点(読売・33面)

●王座維持へミニバン投入、独VW、今春(朝日・10面)

●新車販売、3カ月ぶり前年比増、1月、排ガス規制需要呼ぶ(毎日・8面)

●輸入車市場台風の目、フランス車快走/デザイン、割安感が人気(産経・4面)

●東京発:移り変わる流行色(東京・28面)

●三菱自動車、三菱グループが全面支援、2000億円増資、1300億円引き受け。会長・副社長を派遣(日経・1、13面)

●いすゞ、900億円近く改善、4−12月経常利益(日経・19面)

ひとくちコメント

経営不振が続く三菱自動車工業の再建策として、三菱商事、三菱重工業、東京三菱銀行など三菱グループと独ダイムラークライスラーが2000億円規模の増資引き受けを柱とする支援策を固めたという。きょうの日経が1面トップで報じている。

記事によると、人材面でも、園部孝前会長の死去に伴い空席となっていた三菱自動車の会長に三菱重工の岡崎洋一郎常務が就く。6月の株主総会後の取締役会で代表権を持つ会長に就任する見通しだ。

また、副社長クラスを三菱商事から送り込むとしている。この記事では触れられていないが、近く臨時株主総会を開催することも取り沙汰されており、三菱グループが全面的に関与し、抜本的な経営立て直しを進める時点でロルフ・エクロート社長ら現経営陣の去就が注目される。

《福田俊之》

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