モノ扱い!? ひき逃げした暴走族メンバーの言い分

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千葉県警は2日、検問中の警察官をバイクではね、左足を骨折する重傷を負わせたとして、暴走族メンバーの17歳少年を道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。少年は容疑を否認しているという。

千葉県警・交通機動隊、同・千葉西署によると、この事件が起きたのは1月23日未明だ。同日の午前0時30分ごろ、「暴走族が現れた」との情報を得て、千葉市花見川区検見川町付近の国道14号線で県警・交通機動隊の隊員3人が暴走阻止のための検問を実施していた。

バイクはパトカーに追われるようにして検問ポイントへ誘導されたが、暴走してきたバイク9台のうち1台が走行を阻止しようとしていた36歳の巡査長に激突した。巡査長はバイクの前輪が足に当たって転倒。さらに後輪で踏まれる形となり、左足を骨折する重傷を負った。

バイクはそのまま現場から逃走したが、ナンバープレートが取り除かれたバイクがひき逃げ現場から3kmほど離れた場所で放置されているのが発見されており、警察では事件との関連を調べていた。

その結果、千葉市周辺を活動拠点とする暴走族グループに属する17歳のメンバーが犯行に関与していた疑いが高まり、2日までに道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

この少年は取り調べの際に「物には当たったかもしれないが、自分では人にバイクを当てたという実感が無い」と容疑を全面的に否認していることから、警察では他のメンバーからも事情を聞き、当時の状況をさらに調べるとしている。

《石田真一》

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