日産自動車が初のフルサイズ・ピックアップトラックとして昨年12月半ばから米国市場に投入した『タイタン』が順調なスベリ出しとなっている。実販売日数が少なかった12月は2072台だったが、1月は4035台となり、同月の日産車の大幅増に寄与した。
『タイタン』は、V8型の5.6リットルエンジンを搭載、日本メーカーのピックアップとしては最も大きな排気量。昨年5月に操業開始したミシシッピ州キャントン工場で生産している。
価格は2万2400ドルからと、このカテゴリーでは割安に設定している。日産は年間10万台規模の販売を狙っており、製品供給が本格化する2月以降の販売が注目される。