9カ月で営業利益が1000億円突破---トヨタの金融事業

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車の金融事業部門の営業利益が急拡大している。2004年3月期の第3四半期では、連結営業利益が四半期では過去最高の523億円に達した。

この結果、4−12月の9カ月累計では1140億円となり、03年3月期(303億円)の4倍近くまで膨らんでいる。05年度の目標としていた1000億円にもすでに到達した。

金融収益の拡大は、国内外の新車販売好調に伴うオートローンの増加が主因。米国金融子会社のデリバティブ取引への時価評価によって利益が膨らんでいるという事情もあるが、それを勘案しても営業利益「1000億円」への実力がついてきたといえる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  2. 鉱山の坑道でバイク走行イベント、過疎地域を活性化 11月1~3日に開催
  3. 『GRスープラ』の後ろ姿が劇的に変わる! LEDテールランプ「Laser Style」が発売
  4. 日産の商用車200台超、英国ホテルチェーン大手が導入へ…価格や性能が決め手に
  5. 「ランクル250の対抗馬?」三菱の次期『パジェロスポーツ』は日本市場復活なるか、SNSでは期待の声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る