【新聞ウォッチ】ゴーン社長、バイク接触事故にさまざまな憶測

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月10日付

●政府、イラク支援、給水車12台無償供与へ(読売・2面)

●損保6社、減収、「自動車」不振響く(読売・10面)

●パンク、運転手が勝手に休息、陸自後発組4時間遅れ(読売・39面)

●道路公団会計基準、作成費26000円ナリ、中央青山監査法人が落札(朝日・8面)

●強制収用代執行都が見合わせ。圏央道(毎日・26面)

●奥田碩日本経団連会長に聞く、従業員プラス経営者、新しい労使交渉強調(産経・10面)

●日産ゴーン社長、バイクと接触、ポルシェ運転(産経・31面)

●マツダ、北米専用車、2006年にフォードと高級SUV(日経・1面)

ひとくちコメント

日産自動車のカルロス・ゴーン社長の運転する白の新型ポルシェとバイクが接触、バイクに乗っていた男女が手足に軽傷を負った交通事故を巡って、各方面からさまざまな憶測を呼んでいる。きのうは新聞休刊日で、9日朝刊は駅売りのスポーツ紙しか取り扱わなかったが、同日の一般紙の夕刊では、事故のニュースを社会面で掲載していた。

きょうは、夕刊のない産経が社会面に、さらに、東京が「こちら特報部」のコーナーでも追跡記事を載せている。それによると、なぜ、ポルシェかという疑問には「研究開発名目で他社の競合車を所有している」(日産広報部)としているほか、罰則については「人身事故として扱う程度のケガではなく双方が示談の意向で物損扱い」(赤坂署)という。

ゴーン社長にとっても不幸中の幸いである。だが、愛妻家で子煩悩のゴーン社長がジーンズにセーター姿のラフな服装で、2人乗りのスポーツカーに1人で乗っていたことや、公道で性能実験もいいが、都内40km/hの制限速度ではポルシェのハンドルさばきも体感できないなど、なお疑問は残るが……。

《福田俊之》

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