スズキは10日、『MRワゴン』をマイナーチェンジし発売した。内装を変更したほか、燃費向上を図るなどしながら、価格を最大10万円値下げした。
前席には、ゆったり座れるベンチシートを採用。フロントドアトリムの形状を変更し、室内幅を35mm拡大した。リヤシートは、前後スライド幅を30mm拡大して135mmとし、後席に余裕を持たせた。
性能面では、燃費を18.4km/リットルから18.8km/リットル(10・15モード)に向上させた。前バンパーは、「スポーツ」を除く全機種で変更した。ボディカラーは新色4色を追加し、全10色のラインアップとした。
メーカー希望小売価格は、「ターボT」が、従来にくらべ10万円値下げし、2WD車が115万円、4WD車が126万2000円とした。最上級グレードのスポーツは、従来、標準装着だったディスチャージヘッドランプをオプションに変更。これにより、車両価格を6万円引き下げ、2WD車は128万円、4WD車は139万2000円とした。