ロータスの新型車開発計画、一部が明らかに

自動車 ニューモデル 新型車

さる14日、エルシーアイがロータスカーズの正規輸入業者となることが発表された。2社の契約調印・記者会見の席で、ロータスの近未来の開発プロジェクトが一部明らかになった。創業者コリン・チャプマンの「ひとつでも少ないパーツをいかに効率的に使うか」というモットーに従うという。

説明したのは本国から会見に臨んだ、ロータスのコマーシャル・ディレクター、サイモン・ウッド。エルシーアイの取り扱い車種に『エスプリ』が含まれるが、今回の販売で生産終了となる。その後継車について聞かれて答えたもの。

「アメリカでの排ガス規制が厳しくなり、それに対応するとエンジンや装備が重くなる。そうなるとライトウェイト・スポーツというロータスの本質を維持することが難しくなるので、エスプリの生産終了が決定された。エスプリのような大型車について、少なくとも今後3年は後継車の開発計画はない」

「空力的で軽量なクルマがロータスの商品企画のメインだ。エンジンはミッドエンジン、アルミニウムやカーボンファイバーを車体に多用する。開発スケッチのいくつかの例をお見せするが、(エリーゼふうの)顔やボンネットのエア・アウトレットがデザインのアイデンティティとなる」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る