【ボルボ『S40/V50』日本発表】オーディオのイニシアティブを握る

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【ボルボ『S40/V50』日本発表】オーディオのイニシアティブを握る
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ボルボ『S40/V50』(6日発表)の「フリーフローティング・センタースタック」は、これまでのメタル線ワイヤーハーネスに代わり、新たに光ファイバーハーネスが使用されているという。このため信号伝達方式も従来のものとは異なる方式になっているようだ。

そこで気になるのは、オーディオがどういった規格になっているのかということ。信号伝達方式が異なるのであれば、従来型とは異なる形式と考えるのが自然だろう。フリーフローティング・センタースタックの上部に位置するヘッドユニットの形状についても、見慣れたDIN方式とは異なるサイズのように見える。

これについてボルボ・カーズ・ジャパンの桜庭徹・マーケット企画部長は「DINとはサイズ的にも全く異なる専用品で、現状では信号伝達を含めてボルボ独自の規格となっています。このため市販品との交換は一切できません」と説明する。

ボルボ独自規格であるため、オーディオ類の仕様を策定し、イニシアティブを握るのもボルボ。仕様は部品レベルまで細かく定められており、オーディオ機器メーカーにはこの仕様に沿って発注する。このため、基本的にはどこのメーカーが作っても同一品質を確保できるようになっている。

なお、現状で装着されているのは三菱電機製とのことだが、日本国内での販売が正式に始まった時点でどの会社のオーディオが採用されているかは未知数のようだ。

市販品に交換できないため、「お勧めはメーカーオプションとなるドルビー・サラウンド・プロロジックIIを採用したプレミアムサウンドオーディオシステム」と桜庭部長は語る。

ただし「T-5」ではキセノン(HID)ヘッドライトなどとともにプレミアムサウンドオーディオも標準装着されている。自然吸気仕様の2.4リットルモデルよりも価格は高くなるが「T-5はトータルで見るとかなりお得なクルマ」(桜庭部長)だという。

《石田真一》

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