【ロータス『エリーゼ111R』日本発表】トヨタ製エンジンでここまでよくなった

自動車 ニューモデル 新型車
【ロータス『エリーゼ111R』日本発表】トヨタ製エンジンでここまでよくなった
【ロータス『エリーゼ111R』日本発表】トヨタ製エンジンでここまでよくなった 全 4 枚 拡大写真
エルシーアイ株式会社が正規輸入するロータス『エリーゼ』には、今までローバー社製のエンジンが搭載されていたが、12日に発売された『111R』には、新たにトヨタ製エンジンが採用された。

エンジンをマネージメントするコンピューターは、ロータスがトヨタ製エンジンに合わせ独自にセッティングを決めているが、111Rは従来型のローバー製エンジン搭載の「111」に比べ、最高出力で36ps、最大トルクで0.8kgm高いスペックをマークしている。

エルシーアイでサービス部門を担当する工藤孝弘氏は「111Rのエンジンはローバー社製のエンジンに比べ、しっかりした印象を受けます。エンジンのノイズも抑えられていますし、エアコンを入れた状態でも非常に安定しています。ミッションのダイレクト感もトヨタ製のほうがいいですね」と語る。

さらに「111Rのほうがエンジンもミッションも大きくて重くはなっていますが、パワーがあるので、サーキットを走らせたとしても、その重さを充分にカバーできるでしょう。低速トルクもあるので、街中も楽に走ることができます」とコメントしている。

111Rのトヨタ製エンジンは、日本で作られたエンジンだけあって、さすがに日本の道との相性はいいようだ。アメリカの排出ガス規定をクリアするために選ばれた、トヨタの2ZZ型エンジンは、日本の気候や渋滞時の利用を考えてもベストマッチングだったのかもしれない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 水素、バッテリー、サーキュラーエコノミー、最新のエネルギー技術が一堂に~第24回 スマートエネルギーWEEK【秋】~ 9月17日開幕PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る