ロータス『エリーゼ111R』(12日発表)は軽量化と質感の高さがインテリアデザインに表れている。
ロータスの日本代理店、エルシーアイ業務の山邊慎太郎氏は「アルミ製バスタブ型シャーシの造形がそのままインテリアに現れ、機能だけでなく見た目でのライトウェイトが表現されていることが一番のポイント」と語る。
またバケットシートはレザー素材などを使用。ダッシュボードにはアルカンターラが使用され軽さだけでなく豪華さも演出され、アルミとレザーがどちらも引き立ち室内は明るい印象。
ドアの内張りは動きを感じさせる造形となっている。構造上の理由もあるが、ドアを開けると、シャーシのサイドフレームがドライバーの足もとへと吸い込まれる様に入りこむ造形になっており、前に突き進む印象になっている。
またフロントウィンドウのアーチに沿って配置されたエアコンの噴出し口は、曇りを防ぐだけでなく、タイトな走りの空間の中に広がりを感じさせるレイアウトになっている。
メーターは透き通った印象をもち、スイッチ類は一カ所にまとめられ操作性に優れ、ディティール一つにもライトウェイトとしてのこだわりと、その想いの重みを感じる。