【春闘】ヤマハ発動機労組もベア要求へ

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機労働組合は、今春闘で、1000円のベースアップ(ベア)を要求することを決めた。18日に会社側に要求書を提出する。自動車業界で、ベアを要求するのは日産自動車とヤマハ発動機の労組だけとなりそうだ。

ヤマハ発労組のベア要求は2年ぶり。昨年の春闘では、大手の労組がベア要求を見送ったことに追随した。

しかし、ヤマハ発の2004年3月期決算が過去最高益となる見通しで、財務体質の改善も進み、昨年の春闘でベア要求を見送ったことに対して、組合員の一部から不満が出ていたこともあって、今春闘では要求することを決めた。

年間一時金は昨年実績と同じ5.7カ月分を求める。

トヨタ、ホンダ、マツダ、三菱自動車など、ほとんどの労組が今春闘でベア要求を断念。自動車業界でベアを要求するのは日産とヤマハ発だけとなる。

自動車労組は18日に会社側に要求書を一斉に提出して、今春闘が火ぶたを切ることになる。

《レスポンス編集部》

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