トヨタ、技能職も「年齢給」廃止

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トヨタ自動車は、4月から技能職の社員に新しい賃金体系を導入する。賃金の2割程度を占めている「年齢給」を廃止し、代わりに「習熟給」と「役割給」を導入する。事務・技術職については1999年からすでに年齢給は廃止されており、これで全廃となる。

新しい賃金項目のうち、習熟給は年齢給に近い形となる。勤続20年までは年数に応じて増加、それ以降30年まで上昇率を抑えて増加する。役割給は、技能を高め現場の職制になった技能者に習熟給に代わって支給されるもので、額も習熟給よりは多くなる。

トヨタはまた、退職金の算定についても今年10月から全社員を対象に「ポイント」制を導入する。資格、勤続年数、考課の3要素を毎年ポイント化して積算、退職金にも「成果」がより反映されるようにする。

《池原照雄》

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