トヨタ、技能職も「年齢給」廃止

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、4月から技能職の社員に新しい賃金体系を導入する。賃金の2割程度を占めている「年齢給」を廃止し、代わりに「習熟給」と「役割給」を導入する。事務・技術職については1999年からすでに年齢給は廃止されており、これで全廃となる。

新しい賃金項目のうち、習熟給は年齢給に近い形となる。勤続20年までは年数に応じて増加、それ以降30年まで上昇率を抑えて増加する。役割給は、技能を高め現場の職制になった技能者に習熟給に代わって支給されるもので、額も習熟給よりは多くなる。

トヨタはまた、退職金の算定についても今年10月から全社員を対象に「ポイント」制を導入する。資格、勤続年数、考課の3要素を毎年ポイント化して積算、退職金にも「成果」がより反映されるようにする。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る