元気は今月26日、日本の著名な峠を完全再現したレースゲーム『街道バトル2 CHAIN REACTION』を発売する。
今作では赤城、阿蘇、蔵王の3コースが新たに加わるとともに、前作の『街道バトル』でも登場した日光いろは坂(第一、第二)、榛名、六甲、箱根の5コースを再収録している。
もちろん、ただ単に同じコースを再収録したというわけでもない。今回は登場する全てのコースでレーザー計測車を走らせ、路面の状態や周囲の状況までをも点群データとして収録。コースをつくる際にはそれを参考にしている。
昨夏に発売された『首都高バトル01(ゼロワン)』からこの方法が取り入れられたが、精密な測量データをベースとすることで、実際の道幅やカーブの角度はもちろん、微妙な高低差も表現されている。
ゲーム化するにあたって多少デフォルメされている部分もあるが、道幅の狭さは大柄なクルマでドリフトを行ったときなどにすぐわかるはずだ。また、微妙な轍のために高速域で足を取られたかのように挙動が変わる瞬間があり、思わずニヤリとさせられてしまう。