【アカデミー賞】クルマも見どころ

自動車 社会 社会
【アカデミー賞】クルマも見どころ
【アカデミー賞】クルマも見どころ 全 1 枚 拡大写真

いよいよ今週の日曜日に迫ったアカデミー賞授賞式。今年は助演男優賞に渡辺謙もノミネートされ、日本での注目度も高そう。

そのアカデミー賞で「目立ちたい」と考えているのは、何もきらびやかな衣装に身を包んだ俳優達ばかりではない。自動車メーカーも、ここぞと活躍の場を狙っているのだ。

そもそも映画と自動車産業のつながりは深い。ボンドフィルムのアストンマーチンを例にとるまでもなく、映画によってクルマそのものがスターとなることも少なくない。アカデミー賞週間は、自動車メーカーにとっても格好の宣伝チャンスなのである。

まずGMが、オスカーと絡めてのファッションショーをスポンサー。そこではファッションだけではなく、過去から現在までのGMカーもモデルと共に登場する。アメリカの映画やァッションの歴史に、クルマがいかに重要な背景として活躍して来たかを見せる画期的なショーとなる予定。

一方フォードは、すでに最優秀女優賞にノミネートされているダイアン・キートンと契約、キートンは受賞会場にフォード『エスケープハイブリッド』で乗り付ける。ほとんどのスターがストレッチリムジンを利用する中、環境配慮のフォード車で乗り付けることはキートン自身のステートメントにもなり、注目を集めそうだ。

また、フォードでは映画製作会社であるレボリューションスタジオと契約、今後製作される映画の中に一定の割合でフォード車を登場させるという。

そのほかにも、アカデミー賞TV中継の合間に流されるコマーシャルには各社力の入った作品を並べる。授賞式後には「最も印象に残ったコマーシャル」への投票も行われるから、各メーカーの気合いは高まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  2. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  3. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  4. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
  5. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る