【新聞ウォッチ】東証会長ポスト、ホンダ宗国会長に就任要請

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年3月8日付

●東証会長にホンダ・宗国氏就任要請(読売・2面)

●F1豪州GP、M. シューマッハV 佐藤琢磨9位(読売・22面)

●ラグビー日本選手権、4強トヨタ敗れトップリーグ勢独占(産経・20面)

●東南アジア軒並み二ケタ増、二輪車市場活況、日系メーカーが低価格品(日経・6面)

ひとくちコメント

ホンダ会長で日本自動車工業会の会長を務める宗国旨英氏に、東京証券取引所が新設する会長ポストへの就任を要請していることが明らかになった。昨7日付の朝刊で同社長人事を特報した読売をはじめ、きょうの各紙が取り上げている。

宗国会長への就任要請は昨夜のNHKニュースでも流れ「寝耳に水」の自動車関係者も多く、一時騒然となった。

東証は株式会社化した後、トップには、1月末に急逝した土田正顕氏まで6代続けて財務省OBが座ってきたが、次期社長にはすでに、同取引所元副理事長の鶴島琢夫氏の起用が固まっており、同時に会長のポストも新設する方向で最終調整を進めてきた。

宗国氏はホンダでの北米経験も長い国際派で、最近は中国事業にも熱心に取り組んでいる。もっとも、今回の会長人事は打診を始めたばかりで、現に宗国会長はジュネーブのモータショーに出席するため、この週末から海外出張中。

ホンダでは先般、吉野浩行前社長も道路公団絡みのトップ人事で打診を受けたものの固辞している。ホンダの社風からみても宗国会長も快諾するかどうかは流動的である。

《福田俊之》

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