【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える

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【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える
【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える 全 9 枚 拡大写真

●この構成でこの価格は立派なものである

INA-300JNの構成はDVDビデオ/CDが再生できるモニター付AVレシーバーとHDDカーナビゲーションとの組み合わせとなっている。

このAVレシーバーは基本的に単体販売される『IVA-D300J』と同じ仕様のもので、DVDビデオだけでなくDVD-R/RW、ビデオCD・CD・の他、圧縮オーディオであるMP3・WMAの再生にも対応。内蔵アンプは50W×4chと堂々としたパワーを持ち、それでいて価格を抑えたのはなかなか立派なものである。

5.1chサラウンドシステムへの発展にも対応しており、本機のデジタル出力経由でマルチメディアマネージャー・PXA-H701を接続すれば、このAVレシーバーからすべてのコントロールが可能となる。

“パルスタッチコントロール”はDVDビデオ再生時のメニュー画面でも対応しており、今までのようなカーソルでスクロールさせるような煩わしさは一切ないのが良いところだ。

また、本機はCDを再生すると自動的にHDD内に録音されるリッピング機能や、マジックゲイトにも対応したメモリースティックによる音楽や静止画の再生にも対応。HDDの容量は20GBへと拡大されて、曲数は大幅に増えたようである。

5.1chサラウンドへの対応で目を引くのが、前モデル『PXA-H700』の機能のすべてをAVレシーバー側のタッチコントロールで可能にしたことだ。つまり、H700にあったコントロール部なしであっても、5.1chシステムとしての“パルスタッチコントロール”を使ったフルコントロールを可能にしているのだ。

また、1DIN+1DINの構成となっているため、たとえば2DINスペースのない車種でもナビ本体をハイダウェイとすることで取り付けは可能になる。これはオーディオスペースに制約の多い輸入車ユーザーにとっては朗報と言えるだろう。

1/3●“ブルッ”と感じながら、スピーディにコマンド入力完了!
2/3●この構成でこの価格は立派なものである
3/3●HD01シリーズ共通の使いやすさ

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《会田肇》

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