阪神・上坂内野手のスピード違反に常習性…起訴

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神戸地検は17日、短期間の間に速度違反を繰り返し、シーズン中ということを理由に出頭を拒んできた阪神タイガースの上坂太一郎内野手を道路交通法違反(速度超過)の罪で在宅起訴したことを明らかにした。

起訴状によると、上坂内野手は昨年6月9日、兵庫県西宮市久保2丁目付近の国道43号線で、制限速度を83km/hオーバーする123km/hで走行し、これをオービス(速度違反自動取締機)によって撮影された。

また、同7月18日には58km/hオーバーの98km/hで同様にオービスに撮影されていた。

検察では上坂内野手に対して再三の出頭要請を行ったが、阪神タイガースの絶好調で、スキャンダルのネタになることを恐れたのかこれを無視。球団にも違反事実の報告を行っていなかった。

結局、上坂内野手が検察の出頭要請に応じたのはシーズン終了後の10月末で、この間の5回の要請は完全に無視していたという。

これについて上坂内野手は「代車に乗っている際に違反したので、その事実を知るのが遅れた」と球団に報告。しかし、球団は事態を重く受け止め、上坂内野手に対して公式戦の一部出場停止などの処分を科していた。

今回の起訴について、神戸地検では「速度違反の程度が著しく、しかも短期間に数度に渡って繰り返すなど、常習性も感じられることから公判請求が相当と判断した」と説明している。

《石田真一》

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