フェリー・ポルシェ賞…研究開発センターで授賞式

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ポルシェAGとドイツ、バーデン・ヴュルテンベルク州文化青年スポーツ省は、2003年のフェリー・ポルシェ賞受賞者242人をバイザッハにあるポルシェ研究開発センターに招き、授賞式を行った。

1998年に他界したフェリー・ポルシェの名をとったこの賞は2001年に始まり、バーデン・ビュルテンベルク州のギムナジウムで数学、物理学、機械工学を専攻し、この年修了する学生の中から、特に優れた成績を残した人たちに贈られる。

この賞の最も大きな目的は、機械工学をはじめとした科学分野への学習に取り組むことを多くの学生に奨励してポルシェという一企業ばかりでなくドイツ全体のために、高度な教育を受けた若いエンジニアや科学者たちを後押しすること。

受賞者には賞状とフェリー・ポルシェの伝記、ポルシェAGからの記念品が贈られる他、将来の就職先としてポルシェを体験し、キャリアの基礎を作るための機会も与えられる。

授賞式では、ポルシェAGの株主で監査役でもあるフェリー・ポルシェの末男、Dr. ボルフガング・ポルシェから5人の学生に、アメリカで行われる研修のための奨学金が授与された。

受賞者はクリストフ・ベヒェレル(オッフェンブルク工科ギムナジウム)、マティアス・ドイバー(ゲーラブロン・ギムナジウム)、ヨッヘン・エッグラー(ヴェルフェン・ギムナジウム、ラーヴェンスブルク)、クリティーナ・エッシャーさん(ゲオルク-ビュヒナー・ギムナジウム、ヴィンネンデン)、ローベルト・ガイスベルガー(ヴェルトハイム職業学校センター)。

この5人は2004年夏に、アメリカ・ジョージア州アトランタに本拠を置くポルシェの子会社、ポルシェ・カーズ・ノース・アメリカで4週間を過ごし、実際の職場で職業体験を積む予定。

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