「ETC関連技術の活用に関する研究会」報告書がまとまる

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国土交通省道路局が、「ETC関連技術の活用に関する研究会」の報告書を発表した。サービスが始まった2001年3月前後には、ETC車載器を有料道路の料金徴収以外の用途に使おうという構想があり、今まで民間事業者等から様々な提案がなされてきた。

国土交通省道路局では、それらの提案や要望を踏まえて、「ETC関連技術の活用に関する研究会」を設置、セキュリティの確保と個人情報の保護という観点から学識経験者が検討してきた。今回、その報告書がまとめられた。

今後、この報告書を踏まえて、国土交通省は既存ETC車載機の一部機能を活用した民間事業者などによる利用方法について具体的な検討を行っていくことになる。

愛知万博では、駐車場利用サービスにETC通信技術を使った実証実験を行うなど、確実にETC車載器を有料道路の料金徴収以外の用途に使う構想は具体化しつつある。今後、駐車場代やガソリンスタンド等の支払いにETC車載器の利用が考えられる。

《編集部》

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