老女を25m引きずる…完全無視?

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4日午前、北海道留萌市内の国道231号線で、横断歩道を歩いていた77歳の女性が左折してきたRVにはねられ、車体下部に巻き込まれたまま約25m引きずられるという事故が起きた。女性は病院に収容されたが、事故から4時間後に死亡している。

北海道警・留萌署の調べによると、事故が起きたのは4日の午前9時25分ごろ。留萌市花園町4丁目付近の国道231号線で、近くに住む77歳の女性が道路を横断しようとしていたところ、左折してきた46歳の女が運転するRVにはねられた。

RVは女性をはね、さらに車体下部に巻き込み、女性の体を引きずりながら約25m走行した。女性をはねたことに気づいた別の通行人がこのRVを走って追いかけ、運転していた女に止まるように呼びかけたが、女は事故を起こしたことすら気がついていなかったという。

負傷した女性はすぐに病院へ収容されたが、内臓などを著しく損傷しており、事故から約4時間後に出血性ショックが原因で死亡している。

警察ではRVを運転していた女を業務上過失致傷の現行犯で逮捕しているが、取り調べに対しては「どこで引いたのかすらわからない。気づいていないのでひき逃げではないと思う」などと供述。事故発生の責任を回避する内容の供述を続けているようだ。

《石田真一》

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