ソニー『XYZ』(ジィーゼット)のうち、発売日(6月10日)直前の対応ということで、報道発表会ではその機能を試すことができなかったものに、コンパクトフラッシュ(CF)型の通信カードを用いたWebブラウジングがある。
これはXYZ本体右側にあるCFカードスロットに通信カードを挿入して使用するもの。アプリケーションとして存在しているWebブラウザやメーラーは通信接続によって使うことを前提としているが、現時点ではどのような通信カードが対応するのかとか、どういった通信手段が使えるのかなど、そのあたりについては公式に発表されていない。
しかし、XYZを実際に操作して、システムプロパティの階層をたどっていくと、そこに気になる画面があった。この画面の表記を見る限り、PHS通信カードだけではなく、どうやら無線LANにも対応しているようなのだ。
公式には何一つ明らかにされていないため、無線LANをどのようにして使うのかはわからない。
家庭内で使用しているときにWebブラウジングするために使うのか。それともコンテンツ転送に使うことができるのか。あるいはホットスポットの展開を視野に入れたものなのか。
すべては謎のままだ。