【新聞ウォッチ】し烈な2強対決、自動車保険は損保ジャパン首位

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月7日付

●ミニバン市場過熱、VWも新車投入、外車“売れ筋”日本へ続々、国内販売10年で2倍(読売・8面)

●カーナビ進化、リアルに、ソニーがHDD搭載の新機種発売(読売・8面)

●三菱の研究所、「ハブ試験」実施装う、一昨年の国交省調査、虚偽報告の疑い(読売・39面)

●外資の出資規制維持、中国が自動車政策説明(朝日・10面)

●三菱への出資者、ダイムラー探す、英紙報道(朝日・10面)

●米ガソリン小売り最高値、2週連続(朝日・10面)

●排ガス低減装置、放射性物質を検出、5千台販売、健康へ影響なし(朝日・29面)

●ハブ欠陥資料、捜査側から、国交省一転、リコール迫る、三菱自動車との交渉(朝日・31面)

●交通事故死者、年間118万人に、02年WTO報告(毎日・2面)

●高速道路無料化民主案を批判 小泉首相(毎日・2面)

●自動車保険謀、損保ジャパンが首位に、収入保険料、東京海上を抜く(毎日・10面)

●軽2強対決、スズキ巻き返し「ワゴンR」首位奪回、ダイハツ「ムーヴ」小差2位(毎日・10面)

●三菱ふそうを告発も、虚偽報告で国交省検討、調査資料提出「なし」タイヤ脱落問題(産経・1面)

●昨年度新車販売ランキング、カローラ奪首、盤石のトヨタ(産経・10面)

●トヨタ、常務役員新たに外国人2人(産経・10面)

●サービスエリアにETC専用入り口、国交省、実験の候補地募集(東京・3面)

●トヨタとの連携、国内外強化、あいおい損害保険の児玉正之社長(東京・10面)

●自動車メーカーGW連休日数減、需要回復で操業増(東京・11面)

●社説:三菱自動車の経営危機は一体感の欠如(日経・2面)

ひとくちコメント

昨年度の車名別新車販売ランキングによると、トヨタ自動車の『カローラ』が2年ぶりに首位に返り咲いた。また、軽自動車は、スズキの『ワゴンR』が、02年度トップだったダイハツ工業の『ムーヴ』を小差で抜き、首位を奪取した。きょうの各紙がさまざまな角度から分析記事を取り上げている。

し烈な2強対決は自動車販売ばかりではない。損害保険業界では主力の自動車保険で、業界2位の損害保険ジャパンの03年度の収入保険料が合併後初めて、東京海上火災保険を上回り、トップに立ったという。

損保ジャパンは旧安田火災海上保険、日産火災海上保険など3社が合併して02年7月に発足。その後、旧大成火災海上保険とも合併し、自動車分野での逆転に精力的に取り組んできた。

ただ、東京海上は今年10月に同じミレアグループの日動火災海上保険との合併を予定しており、「再び、単独で圧倒的首位に立つ」(東京海上)など、トップの意地をみせており、自動車販売台数とともに、保険分野でも今後の2強対決に注目が集まっている。

《福田俊之》

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