ニューヨークオートショー(ニューヨークモーターショー、一般公開:9−18日)で発表される『マスタングGT-R』コンセプトは、1980年代から90年代にかけてV8エンジンにつけられていた「5.0」のタグを再びつけての登場となる。
ハイパワーを復活させたのは、フォードのアフターマーケットレーシングパーツ部門。05年型マスタングがベースだが、ボディはカーボンファイバー製、エンジンはアフターマーケットで価格1万5000ドルの「クラマー」エンジン440HPを搭載。シャーシを含め、全体の85%は05年型マスタングと共有だ。
ボディはオレンジと黒のコンビで、F1スタイルのステアリング、クロームゲージなどを搭載。
実はフォードマスタングは来週で生誕40周年。その記念すべきコンセプトが、かつてのポニーカーの復活であることは話題となりそうだ。05年型マスタングの方は今年秋から販売が始まるが、このコンセプトがスペシャルティカーとして販売されるかどうかは未定。