溶接用ガスを運搬中のクルマが爆発

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7日午後、愛知県春日井市内の県道で、ワゴン車に積載されていたアセチレンガスや酸素などボンベ4本が破裂。クルマが大破するという事故が起きた。この事故でワゴン車を運転していた61歳の男性が重傷を負っている。

愛知県警・春日井署によると、事故が起きたのは7日の午後2時30分ごろだという。春日井市熊野町付近の県道を走行していたワゴン車が路肩に停止した直後、ドカンという大音響とともに突然爆発。後部の荷室付近の屋根が吹き飛ぶなどして大破した。

また、この爆発によって生じた破片が半径約30mに渡って散乱。近くにある民家7軒の窓ガラスが割れたり、壁に破片が突き刺さったほか、付近に駐車していた別のクルマが焦げるなどの被害が出た。

この事故でワゴン車を運転していた61歳の男性が上半身を中心にやけどを負う全治1カ月の重傷を負ったが、近隣住民にケガは無かった。

ワゴン車には溶接の際に使うアセチレンガスや酸素の入ったボンベ4本が詰まれていたが、男性は警察の事情聴取に対して「運転中、車内にガス臭が充満していることに気がつき、クルマを止めてボンベをチェックしようと思った。ドアを開けた瞬間、大音響とともに爆発した」と供述している。

警察では何らかの原因でボンベからガスが漏れ、ドアを開けた際に生じた静電気によって引火したものとみて、さらに調べを進める方針。

《石田真一》

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