国土交通省の『自動車の検査・点検整備に関する基礎調査検討会』はこのほど、昨年末に続いて第2回目の会合を開いた。
同検討会は、点検項目の簡素化や車検期間の延長が事故、渋滞にどの程度の影響を及ぼすか試算することにしており、今回は、試算のための不具合状況調査の進ちょく報告などが行われた。
国交省が実施している調査自体は3月末で終了しており、今夏にも開かれる第3回目の検討会に提示される見通し。今夏から、車検期間を1年延長した場合、故障率や事故などにどの程度の影響があるのかのシミュレーション作業が行われることになる。
検討会の最終報告は今年度末の予定だ。