カーナビ地図データ海賊版…販売の男を逮捕

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愛知県警は15日、カーナビゲーションシステム用の地図データディスクを無断で複製し、オークションサイトなどを使って市価の半額程度で販売していたとして、東京都内に住む38歳の男を著作権法違反(頒布)容疑で逮捕した。

田原警察署の署員が偶然にこれを発見。上司に報告したことから内偵捜査がスタート、摘発に当たったという。

愛知県警・生活安全特捜隊、同・田原署によると、カーナビ用の地図データディスクを無断で複製し、頒布していたのは東京都内に住む38歳の男。

この男は昨年8月から今年3月までの間、全国に住む260人に対し、主に自動車メーカーのファクトリーオプション(メーカーオプション)として装着されていたカーナビゲーション用のCDソフトを複製。記録型CDに焼き付けた状態で販売していた疑いが持たれている。

摘発のきっかけとなったのは、田原署員がオークションサイトを巡回している際、市価の半値近くで流通しているソフトを発見。上司に報告するとともに、このソフトを落札して入手した。

入手したソフトについては、販売する自動車メーカーに対して複製品かどうかの検査を依頼。メーカーから「複製された疑いが強い」との回答と、被害届の提出を受け、本格的な内偵捜査を開始した。

男は約8カ月間に総額60万円あまりの不正な収入を得ていたとみられ、警察には他にも複製販売した商品があるとみて、男を厳しく追及。余罪の洗い出しに全力を挙げている。

《石田真一》

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