恨みはないけれど…。駐在所のクルマに放火

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警視庁は19日、連続放火容疑で逮捕・起訴されている35歳の男が、昨年10月に東京都西東京市内の警視庁・田無署管轄の駐在所で発生した軽自動車放火事件に関与していたことがわかり、同日までに放火容疑で再逮捕した。

警視庁・田無署の調べによると、問題の事件は昨年10月27日に発生している。同日の午後8時55分ごろ、東久留米市学園町2丁目付近にある同署・学園前駐在所の敷地内で、この駐在所で勤務する警察官の私物である軽自動車が放火されるという事件が起きた。

ガラスを割り、車室内に火が付いた物を投げ込む状態で放火されており、座席や天井部などを焼いたのみで間もなく消し止められた。

駐在所がある東久留米市や西東京市では同時期に連続9件の放火事件が発生しており、軽自動車への放火も一連の事件としてカウントされていた。しかし、捜査は難航。犯人が検挙されないまま約6カ月が過ぎていた。

この間、同市近辺では別の放火事件が発生。その容疑者として逮捕・起訴された男が「昨年秋の放火も自分がやった」と犯行を認める供述を始めた。追及の結果、駐在所への放火も認めたため、19日付けで再逮捕している。

調べに対し、再逮捕された男は「仕事に恵まれず、むしゃくしゃしてやった。警察官に恨みは無かった」などと供述を続けているという。

《石田真一》

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