【新聞ウォッチ】三菱自動車・ふそう両社長、「お詫びと誓い」全面広告

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年4月22日付

●サウジで車爆弾テロ、10人死亡、内務省狙う(読売・1面)

●トヨタが「人に優しい」展示場オープン(読売・10面)

●コスモ石油、個人情報流出か、不信請求相次ぐ 220万人が登録(読売・39面)

●三菱ふそう、販売への楽観消え、新会長会見「04年度見通せず」(毎日・8面)

●「安全への感度、鈍かった」再発防止策を新会長が発表(毎日・27面)

●メキシコ製日産車に特例、協定上「米国産」を「輸入」扱い、燃料基準巡り主張通る(朝日・12面)

●ETC高速道夜間割引、27日からスタート200キロ以上走行対象(東京・3面)

●フォード純利益倍増1−3月(日経・9面)

ひとくちコメント

車輪脱落事故で大揺れの三菱ふそうトラック・バスのビルフリート・ポート社長と就任したばかり堀道夫会長が21日午後2時から東京・丸の内のパレスホテルで記者会見した。

きょうの各紙が社会面などでツーショットの写真付で報じているが、連日のように紙面を賑わせている注目の企業だけに、会見会場の「ローズルーム」にはTVカメラが10数台、マスコミ関係者も150人以上が詰めかけ、新車発表会や決算会見をしのぐ報道陣だった。

通訳による会見だったこともあるが、会見時間は2時間以上に及び、社会部担当の記者らが矢継ぎ早に経営責任などを追及する質問を浴びせていた。

冒頭、ポート社長と堀会長は「安全面への配慮が不十分だった」と認めた上で遺憾の意を表明、「世間を騒がせた」と謝罪したが、着席したままでの謝罪に“感度の鈍さ”を露呈していた。

それにしても、『ビジネスアイ』なども含むきょうの各紙には、三菱自動車のエクロート社長とポート社長の連名で謝罪の全面広告を掲載。その「お詫びと誓い」のあいつさ文を読者どのように受け止めているのか……。

《福田俊之》

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