所有する喜びから、運転する喜びへ…品川ビュロー

自動車 ビジネス 企業動向
所有する喜びから、運転する喜びへ…品川ビュロー
所有する喜びから、運転する喜びへ…品川ビュロー 全 2 枚 拡大写真
ビュロー品川で運用が開始されたカーシェアリングは、入居者であれば誰でも利用することができる。しかしなぜ輸入車なのか?

高級月極マンションは「ホテルと賃貸アパートのよいところを合わせた住まいのスタイル」だと説明するのは株式会社ビュロー品川の川端祐子・取締役。ビュロー品川の居室は家具付き/家具なしが選択でき、オフィスとして使用することも可能。実際に賃貸契約者は法人も多いという。

カーシェアリングは、南原社長がここに泊まった際に「家具もあり、コンシェルジュもいて居心地がよい。しかし個人移動手段がないのは不便」と感想を抱き、「家具付きというのと同じ感覚で、クルマ付き賃貸住宅というのはどうだろう?」とビュロー品川に提案したのがきっかけだとか。

「経済的観点から導入が図られている現状のカーシェアリングから、夢のあるカーシェアリングへの転換を図りたい」と南原社長は語る。高級車/スポーツカーを複数世帯で所有することが環境問題への対応の第一歩となる、とも説明する。

実際の運用では、入居者ごとに優先専有日が割り当てられ、その日に該当していなくても、確認して空車であれば利用できる。車両の所有者はビュロー品川で、1年ごとに車両を更新して新鮮な魅力を維持するという。

東京に長期滞在する予定がある場合に、ビュロー品川に入居すればローバーやロータスが自家用車がわりに使えるということで、これが同業他社に差をつけるポイントとなっているようだ。実際に、あるヨーロッパ企業が入居し、日本事務所として活用しているという。

数年後には供給過剰になるとささやかれる東京のマンションやオフィスビル事情。サービスの充実を謳ってビュロー品川に追従するデベロッパーも出てきそうだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る