BMWジャパンは、昨年秋に仕様変更した『X5』の「3.0i」「4.4i」に続いて、「4.6is」に大幅な改良を施した「4.8is」を5月1日から予約注文を受け付けると発表した。納車は6月初旬から。
今回の改良で、新世代V型8気筒DOHC4.8リットルエンジンを搭載した。これによって出力が13ps、トルクが20Nmアップした。0-100km/h加速が6.1秒。同時に定評のあるバルブトロニックやダブルVANOSなど、最新技術も搭載して低燃費を実現した。
トランスミッションは、電子油圧制御式6速オートマチックトランスミッションを搭載、効率的な変速制御で性能向上と軽量化による燃費、騒音の低減を図った。
また、トランスファーによって機械的に配分していたのを電子制御式多板クラッチによって制御するインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」も設定した。
このほか、外観は、フロント部分を中心に広範囲にわたってデザイン変更を実施した。
価格は1160万円。