【ストラーダ HS400長期リポート その1】精悍なボディがパナソニックの本気を感じさせる

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【ストラーダ HS400長期リポート その1】精悍なボディがパナソニックの本気を感じさせる
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オンダッシュモニターと変わらないサイズの筐体に16GBのハードディスク(HDD)を内蔵した『HDX300』の登場は衝撃的だった。2002年11月の発売時点で最小サイズのHDDナビだったことはもちろん、それまではハイエンドにしか採用されていなかったHDDがミドルレンジに降りてきたということにも驚かされた。

あれから約1年半の月日が流れ、HDX300のコンセプトを引き継いだ後継機、そしてストラーダシリーズとしては初のHDDナビとなる『ストラーダ HS400』がついに登場した。パナソニックでは、ストラーダというネーミングを導入した頃から「カーナビゲーションシステム」ではなく、「カーナビステーションシステム」という呼称も用いているが、これまでは起動直後に「Panasonic Car navigation System」と流れていた音声が、本機からは「Panasonic Car navistation System」に変わっている。

シルバー調のメタルボディが特徴だったHDX300に対し、HS400はブラックを基調とした精悍なボディが特徴。フレームにはアクリルパネルで演出していて、見た目にもスタイリッシュな印象を与えているが、内部基板の1枚化によって本体自体もスリムになった。奥行きはいちばん厚みのある底部でも36mm。上から眺めた場合には21mmとなる。まさに“贅肉を削ぎ落とした”という表現がピッタリ。

本体への配線方法もスリムになった。TVチューナー内蔵のジャンクションボックスをハイダウェイとして用意。GPSアンテナやVICSビーコン、オーディオのケーブルをここへ集約し、本体との接続を1本のケーブルで行なえるようにした。これによって今までのカーナビにありがちな、ダッシュボード上にケーブルが何本も通るといった見栄えの悪さは解消しているのだ。

表面のボタンは完全な平面ではなく、ほんの少し上を向いて取り付けられているが、これは乗車姿勢でも操作しやすいように配慮したため。また、夜間になると青く光るのだが、これは同時期に発売されるヘッドユニットのイルミネーション色に合わせている。

HDX300はリモコンのみを使うタイプだったが、ストラーダとなったHS400はタッチパネルとリモコンの両方が使えるようになった。「これをしたい」と考えた瞬間に操作可能なタッチパネルのほうが使いやすいことはいうまでもないだろう。

《石田真一》

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