VWの大株主にアラブ首長国連邦アブダビ首長国

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VWの大株主にアラブ首長国連邦アブダビ首長国 全 1 枚 拡大写真

独フォルクスワーゲン(VW)は4月30日、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国が大株主になる、と発表した。同国は10%程度の出資をする予定で、第2位の大株主となる。VWの株価は業績不振により低迷しており、敵対的買収を避けることが狙い。

同社の現在の筆頭株主は約20%の株式を保有しているドイツのニーダーザクセン州だが、他の企業は同州が保有している株式数よりも多く株式を取得できないという、いわゆる“フォルクスワーゲン法”が、これまで同社を敵対的買収から守ってきた。

しかし同法はEUの資本移動の自由の原則に違反するため、年内にも廃止されることがほぼ決まっている。このため同社が買収にさらされる危険が増しており、新たな出資者を探す必要があった。ドイツ政府やニーダーザクセン州政府は、今回のアブダビの出資計画を歓迎している。

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