GM(ゼネラルモーターズ)の子会社の豪州ホールデン社はビクトリア州ポート・メルボルンにあるグローバルV6エンジン工場の生産能力を年産24万台に引き上げると発表した。
生産能力アップのため、エンジンブロック、クランクシャフト、シリンダーヘッドの生産ラインへの追加の機械の導入に総工費3500万ドル、工場建設に4億ドル投じる。拡張工事は2005年第3四半期に完了する予定だ。
今回の生産能力の増強は、エリザベス車両生産工場が増産するほか、ポート・メルボルン工場で新型『VZコモドア』を生産するのに対応する。ホールデンでは、中東、韓国、マレーシアなど、各市場向けモデルのエンジンもポート・メルボルン工場で生産する予定。
生産するエンジンは2.8リットル、3.2リットル、3.6リットルのV6エンジン。