トヨタ、金融事業の営業利益も大台突破

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ、金融事業の営業利益も大台突破
トヨタ、金融事業の営業利益も大台突破 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車が11日発表した2004年3月期連結決算によると、金融事業の営業利益が前期比約4.8倍の1459億円と、過去最高になった。同社は05年度に1000億円の達成を目指していたが、2年早く大台を突破した。

金融事業の利益が大幅に増加したのは「世界的な新車販売増加に伴うローンの拡大」(荒木隆司副社長)が主因。前期は米国金融子会社のデリバティブ評価益が400億円強あったため利益が膨らんだが、これを除いた「実質でも1000億円を超えた」(同)。

金融部門の04年3月末資産は、ローン債権の増加を反映して前年同期より7458億円多い、8兆1382億円となった。荒木副社長は、「引き続き、全体の営業利益の1割程度を金融で確保したい」という。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  5. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る