スズキは、2004年3月期決算での年間配当を8円、特別配当1円の合計9円として2003年3月期決算と同額とすると発表した。
同社は、2004年3月期連結決算が売上高、営業利益とも過去最高となった。しかし、中間配当は前期と同じ4円だったが、期末配当は前期よりも1円安い4円に減配しながらも特別配当として1円を加えた5円とし、年間配当9円を維持する。
当期純利益は増益となったため、配当性向は前期の25.2%から19.0%へと大幅にダウンする。
業績好調な大手企業が相次いで増配を決めているがスズキの鈴木修会長は決算発表会見で「スズキは海外の比率が高く、為替相場変動の影響を受けやすいことや海外への投資が増えている、スズキの進出先は発展途上国が多く不安定などのため、内部留保を厚くすることが重要なため」と説明、理解を求めた。
スズキ、過去最高利益でも配当が…鈴木会長の言い訳
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《レスポンス編集部》
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