ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、携帯型ゲーム機『プレイステーション・ポータブル』(PSP)を今年末より発売すると発表した。1.8GB・直径60mmの光ディスク「UMD」で、ゲームソフトや音楽、映像コンテンツなどの利用ができる。
本体は、16:9のワイドスクリーンTFT液晶(480×272ピクセル)の左右にコントロール部分を配した横長スタイル(約170mm×74mm×23mm)で、本体重量は約260グラム。コントローラのボタンデザインはプレイステーションから踏襲されたタイプだ。
外部インターフェースとして、USB2.0、メモリースティックPROデュオ、Wi-Fi(IEEE802.11b)、IrDA、IR remote(SIRCS準拠)を搭載。これらによって、「家庭内のさまざまな機器との連携や、屋外での無線ネットワーク接続」(リリース文より)が可能になるほか、Wi-Fiを搭載したことで、オンラインゲームをワイヤレスでプレイしたり、複数のPSPを直接通信させてのマルチプレイなども利用できる。また、メモリースティックPROデュオへのソフトやデータのダウンロードなども可能。
すでにワールドワイドでゲームソフトメーカー99社がこのPSP向けタイトルの開発を表明しており、クリスマスシーズンの目玉となりそうだ。
もちろんクルマゲームも以下の3タイトルが予定されている。
『グランツーリスモ4モバイル(仮称)』(SCEI)
『首都高バトル』(元気)
『新リッジレーサー(仮称)』(ナムコ)