排ガスかと思ったら…横浜でバスが全焼

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11日午後、神奈川県横浜市内の横浜横須賀道路で、大型観光バスのエンジンルームから出火、30分ほどで全焼した。運転手は出火に気づいた直後に乗客を避難させており、乗り合わせた25人に負傷者はいなかった。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは11日の午後5時30分ごろだという。横浜市金沢区釜利谷町付近の横浜横須賀道路下り線で、茨城県内のゴルフ場から金沢区内に帰る乗客を乗せて走行していた大型観光バスのエンジンルーム付近から出火していることに51歳の運転手が気づいた。

運転手は路肩へバスをただちに停車させ、25人の乗客へ車外に脱出するように促すとともに、消火器で火を消そうとしたが、火の勢いが強く、その後30分ほどで車体後部のエンジンルーム付近を中心に全焼した。運転手と乗客にケガは無かった。

バスはメルセデスベンツ製エンジンを搭載したネオプラン『スカイライナー』で、警察の調べに対して運転手は「停車した場所から500mほど手前にある料金所に停車した際、車体後部から黒っぽい煙が上がっていることに気づいた。そのときは排気ガスだと思い、そのまま発進した。加速を初めた直後から火が出た」と供述している。

警察では車両の検証を行い、出火の詳しい原因を調べる方針だ。

《石田真一》

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