19日午後、神奈川県横浜市内の横浜新道・戸塚パーキングエリア(PA)で、PA内にあるコンビニエンスストアに大型トレーラーが突っ込み、積荷のスチールコイル6個が本線上などに散乱した。
神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは19日の午後4時30分ごろ。横浜市戸塚区名瀬町付近の横浜新道上り線・戸塚PAへ、40歳の男性が運転する大型トレーラーが料金所の手前にあるコンビニエンスストアの壁面部に突っ込んだ。
この事故によって、トレーラーに搭載されていた自動車製造用スチールコイル6個が落下。一部が滑走して本線上まで転がった。
運転していた男性が軽傷を負ったが、落ちたコイルが他車に衝突するようなことはなく、コンビニエンスストアの店内にいた客や店員にもケガは無かった。ただし、本線を塞いだコイルの撤去には手間取り、付近が一時500〜700mほど渋滞している。
トレーラーから落下したコイルは1個あたりが3トンほどあり、これが他のクルマにぶつかっていたり、店内に突入していれば惨事となる可能性があった。
警察では運転していた男性から建造物損壊などの容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「眠くてボーッとしていた」などと供述しているという。